こんにちは、べい(@bei_invest_side)です。
2019年も終わり2020年が始まりましたので、この1年間の資産運用の実績を公開していこうと思います。
この1年間で不動産投資、太陽光、株式投資などいろんなことを経験してきたのもあって、かなり資産が増加しております。もちろん、市場の好調があっての話です。
では、30代サラリーマンが1年間にどれくらい資産が増加して、どういったものに取り組んできたのか公開していきたいと思います。
Contents
2019年の総資産の推移について
一番最初は気になる結果から公開していきます。
2019年1月1日時点では総資産が827万でしたが、2019年12月31日時点では1,238万まで増加しました。1年間で411万も増えた計算になります。
では、各項目の資産がどのように変化したかを公開します。
2019年1月1日 | 2019年12月31日 | |
現金・預金 | 250万 | 220万 |
確定拠出年金 | 41万 | 60万 |
株式投資 | 79万 | 435万 |
積立NISA | ー | 44万 |
ソーシャルレンディング | 195万 | 167万 |
ロボアドバイザー | 157万 | 213万 |
仮想通貨 | 105万 | 60万 |
外貨建保険 | ー | 39万 |
合計 | 827万 | 1238万 |
大きく資産を伸ばしたのは株式関係が多いです。なぜかといえば、今年一年間全世界的に株の調子がよかったこともあったためです。
株は今年始めた素人ですが、市場の助けもあってかなりプラスがでました。もちろん色々と調べて買っていますが。
とはいえ、株の調子がよかったとしてもそれに投資するためのお金がなければ始められません。
ではどうやってそのお金を稼いだのか、今年力を入れて取り組んだ項目に焦点を当てて書いていきます。
大きく稼ぐことのできた投資先
IPO投資
2018年後期にIPO投資について知り、2019年一年間IPO投資を行いました。
その結果、1年間で30万ほどの利益を得ることができました。30万といえば、サラリーマンの月収に匹敵する額になります。
ではその30万はどうやって得たかといえば、以下の3社の株式を取得しました。
公募価格 | 初値 | 利益 | 当選した証券会社 | |
スマレジ | 1,370円 | 3,225円 | 185,500円 | 大和証券 |
フリー | 2,000円 | 2,500円 | 50,000円 | SBI証券 |
スペースマーケット | 590円 | 1,306円 | 71,600円 | 松井証券 |
合計 | 307,100円 |
IPOとは新規公開株のことで、新たに企業の株式が一般に公開することです。IPO株は初値で売ることで高確率で利益を得ることができます。それゆえ、人気が高く株式取得には抽選があり、当選することで購入する権利を得ることができます。
2019年には86社が上場して、私はおそらく70社くらいは抽選に参加しています。参加しなかった企業は前評判が良くなかったものなので、原則参加しました。
70社に申し込んで3社当選したことから、確率的には単純に計算すると当選する確率は4.2%になります。ただ、この確率は一般的に見ればかなり高い確率です。大型IPOを除けば、当選確率は0.1〜0.5%くらいですから。
ではなぜ当選確率が高いからといえば、複数の証券会社から申込みを行っているからです。多ければ同じIPOに5社くらいから申込んでいます。労力はそれなりかかりますが、それに見合う結果は出ています。
来年も多くの企業が上場することが見込まれるので、IPOを始めていない方は2020年のIPOラッシュが始まる前に口座開設だけ済ませておきましょう!
おすすめの証券会社
SBI証券 | IPOの取り扱い数No.1。 落選してもIPOチャレンジポイントが貯まるので、口座開設が必須の証券会社。 |
---|---|
マネックス証券 | IPOの取扱数が多く、店頭販売はなく100%を抽選枠に回すため他の証券会社よりも当選確率が高い。 |
松井証券 | 資金がなくても抽選に申し込むことができる。 |
ライブスター証券 | 資金がなくても抽選に申し込むことができる。 |
DMM株 | 資金がなくても抽選に申し込むことができる。 |
太陽光発電投資
2019年の6月から太陽光発電投資を始めました。
その結果2019年では、74万ほど利益が出ています。ちょっとずるっぽいところもありますが…その理由も説明します。
売電金額 | ローン返済 | 利益 | |
8月 | 34万 | 17万 | 17万 |
9月 | 52万 | 17万 | 35万 |
10月 | 38万 | 17万 | 21万 |
11月 | 37万 | 34万 | 3万 |
12月 | 32万 | 34万 | -2万 |
合計 | 74万 |
太陽光発電投資は6月からはじめましたが、実際に振り込まれたのは2019年8月からにいなります。
その結果8月〜12月の間で74万ほど利益を出すことができました。さきほど『ずる』といったのは、発電所を2つ持っているのですが1つのローン返済が少し遅れたため3ヶ月間ローン返済額が半分だったためです。
ローン返済が通常通りであれば『74万ー51万 = 23万』が利益になります。
これを見ると大したことないと思えるかもしれませんが、今後更にお金が振り込まれる2つの一時金があります。
2020年はそれだけで350万はプラスになると思っております。
太陽光発電投資による消費税還付金
消費税還付制度についてはここでは解説しませんが、税理士さんに聞いたところで2基で320万ほど還付されるとのことでした。
これは初年度限定の一時的な収益になりますが、それでもだいぶ大きいです。
(これを何の投資に回そうか考え中。)
太陽光発電投資は基本ローンを組まないとできない投資なのでハードルが高く思われがちですが、初年度に大きな一時金が手に入るので、あとは発電量のシミュレーションがしっかりしていればマイナスになることはありません。
消費税還付について、詳しく知りたい方は以下のURLを参考にしてみてください。
ソーラー税理士に教わる、太陽光の「消費税還付」メリットと注意点
業者の施工不良による金銭補償
実は私の持っている太陽光発電所のひとつで業者側の不手際があり、100%の力をだせていないことがわかっています。
力を出せていない理由は、伐採見積もりの甘さによる影です。冬になるにつれて周辺の木の影の傾きが大きくなり、それがソーラーパネルにかかってしまい発電量が落ちてしまっています。
それがよくわかるグラフがこちら。
上記のグラフはパワコン毎の発電量を表したものです。誤差の範囲ではないことが明らかです。
これについては既に業者の方に伝えていて、追加で伐採しているところになります。また、影による売電の損失について補償されますと既に連絡頂いているので安心ではあります。
どれくらい補償されるかはまだわかりませんが、提示額によっては交渉が長引きそうですね…(ΦωΦ)フフフ…
太陽光を始めるなら
太陽光を始めるといってもどこの業者がいいかは悩むと思いますが、売電価格については国が決めているのでそこまで大きく変わりません。
決め手としてはシミュレーションがしっかりしているかが大きいと思います。そのため実際に稼働している発電所の実績を見せてもらうことが良いと思います。できれば、紙とかではなくシステム上のリアルタイムのを見れるといいですね。改ざんできないので!
株式投資(日本株)
株式投資でも大きく利益を出すことができました。
日本株と米国株の両方とも所有していますが、方針は異なっています。
- 日本株:株主優待メイン。損切りはしないが大きく利益を含んだ場合に売却する。
- 米国株:配当金メイン。基本売らない。(今まで売却したことなし)
そして、日本株で売却したものだけ12万ほど稼ぐことができました。
購入価格 | 売却価格 | 利益 | |
GMOフィナンシャルHD | 599円 | 700円 | 10,100円 |
プレサンス | 1,520円 | 1,755円 | 23,500円 |
ベネッセ | 2,658円 | 3,210円 | 55,200円 |
ディア・ライフ | 480円 | 567円 | 8,700円 |
ハイパー | 619円 | 773円 | 15,400円 |
ヤマダ電機 | 477円 | 574円 | 9,700円 |
合計 | 122,600円 |
ただ、個別株は調べて買うのも売るのも結構体力使うので、頻繁には取引は行いません。やはりサラリーマンには長期・積立投資が一番合っている気がしますね。
また、売却益以外にも配当金を2万ほど受け取っています。
個別株をやり取りする際に使用している証券会社は米国株ならSBI証券、日本株ならGMOクリック証券を中心に取引しています。サイト・アプリが見やすいのと手数料がやすいのが良いですね。
大きく資産が増加した投資先
ロボアドバイザー
2019年で大きく資産が増加したものとしてロボアドバイザーがあります。
ロボアドバイザーはWealthNavi、THEOの2つで運用していて、どちらも毎月1万ずつ積み立てています。
結果的に、1年で24万積み立て投資しましたが資産としては56万増加しています。
2019年1月1日 | 2019年12月31日 | |||
投資先 | 元本 | 資産評価額 | 元本 | 資産評価額 |
WealthNavi | 102万 | 93万 | 114万 | 125万 |
THEO | 70万 | 64万 | 82万 | 88万 |
合計 | 172万 | 157万 | 196万 | 213万 |
ロボアドバイザーは、事前にいくつかの質問に答えるだけで、自分に合った投資先に自動で投資してくれるAIを利用したサービス。アルゴリズムはノーベル賞受賞者の理論がベースになっている。
2019月1月1日時点では既にマイナスをかなり含んでいたのですが、1年間こつこつと積み立てた結果、大きなプラスに転じました。
基本投資は長期的に行うものだと考えているので、多少マイナスを含んでいても気にせずに積み立てて行く姿勢が功を奏しましたね!
WealthNaviの資産推移
実際のWealthNaviの資産推移はこんな感じです。
時期によっては資産額はマイナスになっていますが、現在は+10%の利益をだせています。とはいっても、ロボアドバイザーは短期売買するようなものではなく、5年とか10年後にどうなっているかが重要だと思うので、現段階では正解かどうかはわからないと思います。
10年後に答え合わせですかね!
THEOの資産推移
THEOの資産推移は基本的にWealthNaviと同じようなグラフになっています。ただ、利益的には少し劣るようです。
ただ、いつまでもNo.2の座に居座るつもりもないようで、大きく手数料を下がる仕組みを取り入れたりと企業努力が伺えます。
ロボアドバイザーはどの企業も大きくアルゴリズムが変わるわけではないのですが、やはり1番のおすすめはWealthNaviになりますね。
株式投資(米国株)
2019年1番力を入れて取り組んだ投資が米国株になります。
2018年はまだ米国株の購入はしてなかったのですが、1年間で米国株の資産評価額が300万に達しました。そのうちの23万は含み益になります。
個々の含み益は省きますが、以下の銘柄を所有しています。
AT&T、アルトリアグループ、アメリカンステーツウォーター、アッヴィ、スリーエム、マクドナルド、IBM、コカ・コーラ、スクエア、バンガード(米国高配当株式ETF)
また、株式の割合としては、米国株が大きく割合を占めています。投資信託は今年から始めた積立NISAで含み益は4万になります。
ただ、私の中で重要なのは不労所得になりえる配当金です!今年1年間での米国株による配当金は5万ほどであり、自分が目指す値まではまだまだ遠いです。
まずは毎月1万円の配当金を目指します。
変化があまりなかった投資先
不動産投資(区分マンション投資)
2つの区分マンションを所有しておりますが、1年間で大きく利益は出せませんでした。
まあ、元々利益が出せると思っておらず、とんとんよりも少しプラスであればいいかなと思って購入したものです。そういった意味では計画通りですね!
ローン返済を順調に行っていけば不動産としての価値がそのまま含み益になるので、空室リスクの少ない区分マンションが計画しやすいですね。
家賃収入 | 206万 |
---|---|
ローン返済 | 149万 |
管理費 | 15万 |
不動産所得税 | 25万 |
固定資産・都市計画税 | 11万 |
合計 | 6万 |
来年からは不動産所得税がかからなくなるので、もう少しプラスが出そうですね。ただ、空室が出たときのためにとっておく資金になりますので、他の投資に回すことはできないものです。
- 株式会社クレド:東京都23区から厳選した高水準の物件が強み。
- GAテクノロジー:都心区分マンションに特化。AIを利用して物件を厳選。
- 株式会社ベルテックス:初心者向けのセミナーを多く開催。
ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングについては、maneoの事件があってからあまり追加投資はしていません。maneoで元本返済されたものはすぐに資金を引き上げているので、ソーシャルレンディングに投資している総資産は1年間で28万ほど減少しています。
ちなみに、maneoで30万ほど資金がいまだに帰ってきていません…返ってくるかどうかはわかりませんが、これが投資のリスクなので仕方ないです。そのために色々と分散投資をしているわけですからね!
といっても、maneo以外にもLENDEX、CrowdCredit、CrowdBankで投資を行っており、配当金で7万ほど受け取っているのでそれなりには儲かってはいます。
ソーシャルレンディングは利回りはかなり高いですが、リスクは中くらいなので分散投資先のひとつとして行うのがおすすめです。
- LENDEX:不動産担保付で高利回り。短期投資が中心。
- CrowdCredit:海外案件を多く取り扱う。長期投資が多い
- CrowdBank:海外や不動産と幅広い案件。利回りは中程度。
まとめ
2019年はいろんな投資を進めていきました。どれも結構好調なものが多く、資産を大きく伸ばすことができました。
ただいろんな投資に手を出していますが、そこまで手のかかるものは選んではいません。手のかかるものといえば株の売買と確定申告くらいです。
サラリーマンは本業にかなり時間を割かれてしまうので、基本的にはロボアドバイザーや積立NISAのような積立投資か不動産投資や太陽光発電投資のような手のかからない投資がおすすめです。
もしもサラリーマンで資産運用を考えている人がいれば、一つの参考になればと思います。この記事を読んでくださっている時点で興味があると思うので、行動に移すことが第一歩です。