お世話になっております。
サラリーマンのべい(@bei_invest_side)です。
去年の1月に厚生労働省から副業・兼業の促進に関するガイドラインが作成されて、1年が経ちました。
世間では副業を認める会社がポツポツと出始めております。
サラリーマンが実際に副業をするに当たって、収入面以外になにかメリットがあるのか。
そもそも副業解禁ってどういうこと?
そこに焦点を当ててみましたので、ご一読くださいm(_ _)m
Contents
副業・兼業の解禁について
そもそも副業解禁って世間に言われてるけどどういうことなのっていう人は、結構いると思います。
私も副業解禁と最初いわれてもピンと来ませんでした。
実は厚生労働省は、企業における『モデル就業規則』というものを作成しております。
いままではその『モデル就業規則』に《許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。》という記載がありました。
ちなみにモデル就業規則は以下の通り。
モデル就業規則
常時10人以上の従業員を使用する使用者は、労働基準法(昭和22年法律第49号)第89条の規定により、就業規則を作成し、所轄の労働基準監督 署長に届け出なければならないとされています。就業規則を変更する場合も同様に、所轄の労働基準監督署長に届け出なければなりません。
次に掲載しております「モデル就業規則」の規程例や解説を参考に、各事業場の実情に応じた就業規則を作成・届出してください。
しかし平成30年1月にモデル就業規則から《許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。》という記載が削除され、新たに《副業・兼業について》という章が追加されました。
副業・兼業の促進に関するガイドライン
モデル就業規則の改定と同時に《副業・兼業の促進に関するガイドライン》も作成されました。
わかりやすく内容を要約してみました!
副業・兼業の現状
- 副業・兼業を希望する者は年々増加傾向
1992年は就業者全体の4.4% ⇒ 2012年は就業者全体の5.7% - 多くの企業では、副業・兼業を認めていない
認めていない会社は全体の85.8% - 副業・兼業自体への法的な規制はない
- モデル就業規則には《許可なく他の会社等の業務に従事しないこと》という規則がある
- 裁判例では、労働者が労働時間以外の時間をどのように利用するかは労働者の自由
副業・兼業の促進の方向性
副業は労働者・企業の両方にメリットがあると書かれています。
労働者側のメリット
- 副業によりスキルや経験を得ることで労働者が主体的にキャリアを形成できる。
- 本業の所得を活かして、自分がやりたいことに挑戦でき、自己実現を追求できる。
- 所得が増加する。
- 本業を続けつつ、よりリスクの小さい形で将来の起業・転職に向けた準備・試行ができる。
企業側のメリット
- 労働者が社内では得られない知識・スキルを獲得することができる。
- 労働者の自律性・自主性を促すことができる。
- 優秀な人材の獲得・流出の防止ができ、競争力が向上する。
- 労働者が社外から新たな知識・情報や人脈を入れることで、事業機会の拡大につながる。
企業の対応
- 裁判例を踏まえれば、原則、副業・兼業を認める方向とすることが適当
- 企業秘密の漏洩、長時間労働には注意が必要
労働者の対応
- 副業する場合は、労働者と企業側で納得の上進めるべき
- 健康には気をつけろ
- 年20万超えたら確定申告してね
以下にリンクおいておくので、興味あったら読んでみてください!
意外と面白いですよ。
副業・兼業の促進に関するガイドライン|厚生労働省
「副業・兼業の促進に関する ガイドライン」パンフレット|厚生労働省
ガイドラインに載っていないメリット
副業・兼業の促進に関する ガイドラインに書いてある以外にもメリットはあると考えています。
メンタル面で余裕が出る
これが一番大きいと思ってます。
本業以外の収入があることで、本業にも余裕が出るということ。
本業で上司に詰められたり、仕事に追われてしまって鬱になってしまう人を何人も見てきました。
仕事をやめたら収入がなくなってしまうというのが、逃げ道をなくしている一つになっているからです。
もしも生活できるくらい副業で稼いでいるならば、いつでも本業をやめれるという気持ちを持つことができるため、本業でも積極的に自分の意見を出していけるようになるはずです!
ただ副業してなくても、本業が辛いならやめるべきだと私は思いますね。
自分を削ってまで頑張らなくていい。
定年後も稼ぐことができる
もう一つのメリットはこれ。
サラリーマンの生涯年収だけで生きていこうと思ったら結構たいへんですよ。
ただ、副業は続けられるように自分が好きなことにするべきです。
今の時代は、好きなことで稼ぐことができる時代になってきてますからね。
副業始めてみませんか?
もしも、副業に興味があるなら今すぐに行動してみましょう。
明日になったらほとんどの人が忘れてしまいますからね。
自分の趣味を仕事にできないかなぁとか、こんなことで稼ぐことできないかなぁとか調べてみるものいいと思います。
何か合わせてブログをやれたらいいですよね!
自分の経験は、日本中の誰かの役には立ちますからね!